9.06.2012

佐々木健一ルーム VOL.4


さて、今回はいづみやのおやぢの酒場放浪記とまいるべか。

納め先の地元飲み屋さんには「市場調査」と称してほぼ毎週飲みに出向いている。
宮城の地酒がどのような人達にどのように飲まれているのか。
そんな実態調査というわけだ。
ウ〜ム、どこまで商売熱心なんだべ、このおやぢ。

8月11日土曜日、仙台壱弐参(いろは)横町にある「なつかし屋」さんに行く。
店に入るなり「おお!けんちゃん!!」と声を掛けるおやぢ二人。
その主はタマちゃんとチバちゃん。共に歯医者だ。

このご両人とはその昔、国分町の「石」さんでよく出くわし、そんで仲良くなったの。

二人共ボクシングが好きで、殊にタマちゃんは自身が大学のボクシング部で活動してたもんだから、そら詳しい。
仙台市内の友人知人でボクシングの話でもりあがれんのはこの二人のみ。

あれは3年前か。
タマちゃんの医院に出入りする納入者の中に“いぎなり”(うんと)ボクシング好きの若者(わげもん)が居るという。
それでタマちゃん、彼を是非私に逢わせたい、てえんで「なつかし屋」さんで飲むこととなった。

その彼、やはりというか、周りに誰もボクシングの話をする相手が居なく、相当欲求不満の様子。
なもんだから、そらぁ話すこと、話すこと。
30代の彼は、ボクシングの入り口は辰吉丈一郎だど。

対して私は最初TVで観たのがファイティング原田対エデル・ジョフレだからね。
話がマーヴィン“マーヴェラス”ハグラー(マイ フェイヴァリット!)対トーマス“ヒットマン”ハーンズ(1950年代シカゴのハーピスト、ヘンリィ・ストロングにソックリ!)の一戦の話になった時のこと。

当然彼はこの試合も後にヴィデオでチェックしている訳だが、
「んで、あん時のレフェリー誰だが知ってる?」
「レフェリーまで知らないっすよ!」
「そりゃ甘いね。レフェリーはリチャード・スティール!」
「どひゃぁ〜!参りました!!」

あ、良い子のみなさんはこんなおやぢにならないでね。ウハハハハ〜!

話は8月11日に夜に戻る。
久しぶりに逢ったタマちゃんとチバちゃんと例によってど〜でもいような話をしていた時だ。

何がキッカケだが忘れてしまったけど、フイにSylvie Vartanのネタになった。
「オレ、シルヴィーが1971年5月に仙台公演やった時、観にいったんだ」
というと、チバちゃんが「あ、オレも観に行ったよ」てんでビックリ!

チバちゃん、私より1学年下で、てぇことは中学3年で観たのがよ〜!
シルヴィのスカートの下のパンツは青だった(見せる為にはいている)とチバちゃんの口から突いて出てOh My God!
男って見ているところが一緒なんだなぁ(笑)。

そういや、今年になって気付いたんだけど、ライブハウス HEAVENでのDJ会で回す為にシングル盤をチェックしてたら。
シルヴィの「悲しき雨」(カスケーズのヒット曲)原題は “Rhythm In The Rain”
だけど、日本盤シングルのスリーヴには「Rythm」が「Reythm」と誤記されていた。
(どーでもいいネタでスンマセン)



というところで、んでまず。


佐々木健一











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いづみや
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