7.11.2012

佐々木健一ルーム VOL. 2




今週、店内でクリーデンス・クリアーウォーター・リヴァイヴァルのCD『コスモズ・ファクトリー』を流していた時の事。




初来店してビール類を買ってくれたお客さん(40代?)が、「あれ、CCRですね」という。
CCRとなればこれは黙っちゃあいらんねこのおやぢ、「好きなんですか?」と訊くと、そうだという。
思わず「いい人だねぇ」と(笑)。


自宅レコード部屋に、無造作につみあげられている雑誌類の山の中から、この度CCRのファン・クラブ会報誌を再発見した。
それは1972年1月発行の第17号で、初にして唯一の来日を前にしての記念号だ。
あ、私も東京さ見に行ったの。前から3列目の席で。

「誌」とはいっても、ガリ版刷りという今や絶滅した手法による20ページ程の冊子。
この歳になって見ると“おしょさ”(恥ずかしさ)が先に立つが。
会員は20前後の男女が多いようで、寄せている文も稚拙といや稚拙。

で、その中で、会員No.372の男性の投稿には「過去を振り返ろう!!」として、彼は今(当時)ビル・ヘイリーと彼のコメッツ、チャック・ベリー、リトル・リチャード、ジェリー・リー・ルイス、ラリィ・ウィリアムズ等を聴いていると書いている。素晴らしい〜! No.372さん、元気であるべが?














更に、彼はジョン・フォガティはリトル・リチャードやチャック・ベリーに影響を受けている筈だとし、その唱法や「イット・ケイム・アウト・オブ・スカイ」(『ウィリィ・アンド・ザ・プアボーイズ』に入っている。私も大好きな曲)での「リードギターの動きはまさにチャック・ベリー」と指摘している。
この方をどなたか再発見してくれねべが?

私が同ファンクラブに入ったキッカケは『コスモズファクトリィ』の内ジャケに記してあったファンクラブへの入会案内を見て。
会長であるオオヤさん(今何処に?)の個人宅の住所が載ってたの。
今じゃとっても考えられない、のーんびりした時代だったんだねぇ(笑)

CCRのLPは『ペンデュラム』まで全て買った。
その中で『CCR登場!』と『グリーン・リヴァ』でライナーを担当しておられる桜井ユタカさんには20数年の時を経て宮城の地酒を買って頂くようになったのも、不思議な縁。


ジョンの1997年のソロCD『ブルー・ムーン・スワンプ』ではゴスペル・カルテットのフェア・フィールド・フォウを登用しているけど、その1年後に友人からの協力も得て手持ちSPを使ってフェア・フィールド・フォウのフルCDPヴァインから出させて貰ったのも、これまた縁。










いや〜縁は巡る、だっちゃねぇ。

というところで、んでまず。


佐々木健一












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いづみや
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